今3000万の建売と、今3000万の注文住宅
同じ3000万、払うお金がいくら違うか勉強しましょう。
違いが起きる原因は ・家の値上がり ・住宅ローン金利の値上がり ・節約の遅れ
お金の違いが発生する元の原因は、時間の違いです。建売なら1か月あれば完了。
注文なら1年が必要
・先ずは工務店、建築会社を決める
・土地を決める
希望の地区にもし10の候補があれば、朝、昼、晩、天気の日、雨の日、小学校までの道、中学校までの道、登校の時間、下校に時間……一生に一度の買いもだから確認することは沢山。10全部確認しても、もっといい土地が出ないかと、サッサっと決まっても3か月はかかります。
・建物を決める
外観、間取り、内装、キッチン、バス、トイレ、照明……決めることは沢山
土地が決まらないと基本、家の設計は進みません、なぜなら、道路の接合、土地の向き、大きさが決まらないと図面が書けません。
・その他工事を決める
駐車場、カーポート、外壁、エクステリアなどを決める
・見積もりを決める
・住宅ローン仮審査申請・承認
・建築確認申請、承認
・住宅ローン本申込。
・土地決済、地盤調査、時に地盤改良
・プレカット発注、基礎工事
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・引越し
順調に進んで1年
この1年が大きなお金の違いの原因、では詳細について説明します。
・家の値上がり
コロナの3年間で家は約20%値上がりしました。その後もウクライナ等で値上がり中
物の値上がりの基準である消費者物価指数と同じ3%値上がりと仮定すると
1年後の注文住宅の金額は 3000万×1.03倍=3090万円 になります。
・住宅ローン金利の値上がり
ゼロ金利政策が終わり金利のある時代に、今年既に、0.2%、0.15%と2回の利上げ
そして今日12月19日、3回目の金利引き上げは持ち越しが決まりました
年明けのトランプ新大統領の就任と、春の賃上げの様子を見るという理由で持ち越しに
注文住宅に引っ越すまでの1年間で、0.15%で3回金利が上がると仮定すると
現状金利0.85%+0.15%+0.15%+0.15%=1.30%になります
・3090万円を1.30%、借入期間39年(40年-1年=39年)借りると、ボーナス払いなし で、月84,206円 支払い総額3941万円になります。
・今建売3000万を、10年固定金利0.85%、借入期間40年で借りると、ボーナス払いなしで、月73,747円 支払い総額3540万円になります。
★住宅ローン 毎月の支払の差は 84,206円-73,747円=10,459円 になります。
★住宅ローン 支払い総額の差は 3941万-3540万=401万円 になります。
(注文住宅が完成する1年後からの39年間の支払い総額は3451万円になります。)
(1年後からの支払い総額の差は 3,941万-3,451万=490万円 になります。)
・節約の遅れ
マイホームは自分の家、アパートは大家さんお家
マイホームだから出来る、住宅ローンを借りるから出来る、節約があります。
・所得税住民税の節約 ・光熱費の節約 ・生命保険の節約
平均的家計ならこの3つの節約で、月3万~4万節約が出来ます。
1年で、36万~48万の節約、ただし固定資産税や都市計画税が発生しますので、正味の節約は26万~38万になります。注文が1年遅れることで、26万~38万差が生まれます。
この節約分を合わせると 490万+26万~38万=516万円~528万円 になります。
この金額が、家の値上がり3%、住宅ローン金利の値上がり0.45%と仮定した場合の
今3000万の建売住宅と、今3000万の注文住宅1年後取得のお金の違いです。
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