幸せを継ぐ“家”の物語
かつて、日本の家は「代々継ぐ」ものでした。
祖父が建てた家を、父が守り、子が住み、孫が遊ぶ。
それは「家」ではなく、「暮らしの歴史」そのもの。
昭和の中期までは、日本のどこにでもあった風景。
けれど、戦後の復興、核家族化、都会への流出。
“アメリカ的”な生活様式が広まり、「家=消費するもの」「住み替えるもの」へと変わっていきました。
でも、令和の今、そんな暮らしの在り方が、再び問い直されています。
世帯主とは、「暮らしの責任者」ではなく「暮らしの主人公」
「世帯主」とは、もともと家族の中心となる人、
役所では代表者として記載される存在。
でも、暮らしの本質は「誰かが主」ではなく、「みんなが、それぞれの暮らしの主(あるじ)」。
家族一人ひとりが、
自分の役割と幸せを大切にして、
支え合い、力を合わせて暮らしていく。
それが、本当の「世帯の形」ではないでしょうか。
日本の「継ぐ文化」と、アメリカの「個人主義」の融合へ
「家を守る」という日本の美しい文化。
「自分の人生を生きる」というアメリカの価値観。
どちらが正しいというわけではなく、これからは【どちらも活かせる】時代。
大切な家を受け継ぎながら、自分らしい暮らし方を築いていく。
そんなハイブリッドな暮らし方こそが、
令和の新しい「マイホーム」のあり方です。
マイホームの前に、本当に考えてほしいこと
家を買うとき、多くの人が考えます。
借りられるかどうか?(住宅ローン審査)
返していけるかどうか?(家計シミュレーション)
でも、それよりも大切なことがあります。
マイホームを持つことで、家族は幸せになれるか?
これが、いちばん大切な問い。
お金の不安は、「暮らしの診療所」が一緒に解決できます。
住宅ローンも、万が一の健康・転職・介護も、何とかなります。
でも、唯一、私たちでも手が届かない“万が一”があります。
それが、「夫婦の関係が壊れてしまうこと」=【離婚】です。
家は「物」ですが、暮らしは「関係」です。
どれだけ立派な家を建てても、
そこに“心のつながり”がなければ、
家はただの“箱”になってしまいます。
離婚という現実を見つめる、マイホーム前の処方せん
私たちは知っています。
実際に、マイホームを持ったあとに、
・子育てのすれ違い
・お金の価値観の違い
・親族との関係
などで、夫婦の絆が崩れてしまうケースがあることを。
だからこそ、伝えたいのです。
家を買う前に、「暮らしの価値観」を共有してほしい。
「この人となら、どんな家でも幸せだ」
そう思えることが、最大のローン審査です。
そして、万が一の未来に備えるためにも、家計・仕事・家族・暮らしの選択肢を、 ふたりで一緒に考えることが、最強の備えになります。
住宅ローンは、幸せの道具です
住宅ローンは、ただの“借金”ではありません。
それは、「幸せの住処」を手に入れるための“道具”であり、
家族の未来を支える“しくみ”です。
そして、今の住宅ローンは自分の家だけでなく、親の家、祖父母の家、三親等までの家にも使えます。
● 高齢の親や祖父母の家のリフォーム
● 実家の建て替えや、空き家の活用
● 自分たちが将来住むための新築や購入
「家を買う」ということが、 家族の未来を守る“希望の一歩”になるのです。
幸せとは、「不幸がないこと」から生まれる
「幸」という字の由来は、
本来「不幸を免れた状態」=「ありがたさ」「安らぎ」。
つまり、「幸せ」とは大きな夢をかなえることよりも、
日々の暮らしに“安心”があること。
その安心は、「家」という場所、
そして「家族」という関係から育まれていきます。
昔ながらの「継ぐ文化」
そして、これからの「個人を尊重する生き方」
どちらも大切にできる今だからこそ、
“暮らしの診療所”は、あなたのマイホームへの道を応援します。
家族みんなが、主役になれる家。
それが、「住宅ローン世帯主」という新しい幸せのかたち。
あなたと、あなたの大切な人にとって、今日という日が「暮らしの物語」のはじまりになりますように。
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