山口県2023年

・死亡者数約21000人

・結婚組数4800組

から、暮らしの診療所の空き家予測は

 

死亡者の半数を女性、内若くして他界した方を除く人数約10000人、高齢者の持ち家率が高いことを踏まえて、

【人が暮らしていない家】≒空き家が10000軒発生

Z世代の調査では、5割が子育てを希望、4800組×5割=2400組が子育て派

マイホーム取得の一番の理由が、子供の部屋が居るかな、子供部屋があれば勉強するかな、

子育て派2400組がみんなマイホーム希望者組として

2400組が、マンション希望か戸建希望

戸建希望者の、戸建て用地として、お年寄りが多く住む空き家地区と、若い家族が集まる新たな造成地、

これらを合わせ空き家を考えると、活用される空き家の見込み数は1000前後では?

 

10000棟の【人が暮らしていない家≒空き家】の発生に対し、活用が1000

【人が暮らしていない家】が直ちに、片付け(売出・貸家)が始まるわけではありませんが、絶対数で考えるならば空き家活用見込み率は10%

1000÷10000=0.1=10%

 

10%をかみ砕くと、

1年目、10000棟空き家で1000活用,残り9000棟

2年目は、1年目の残り9000棟に新たに発生する空き家10000棟、合計で19000棟の空き家で、片付くのが1000棟、差引18000棟の空き家が残ります。

3年目は、18000棟に新たに発生する10000棟で合計28000棟、片付くのが1000棟で、差引27000棟が残ります。

同じく36000棟、4500棟……

そして10年後には、前年までの残り90000棟に、新たに発生する10000棟で

合計100000棟、片付くのが1000棟で、差引99000棟が残ります。

 

【人が暮らしていない家】が直ぐに全部片付け(売出・貸家)が始まれば、10年後には、空き家10万軒に対し片付くのは1千軒。

確率1%、これが予測値です。

つまり100軒中の1棟、100棟中の1番でないと片付かない、

これが暮らしの診療所の空き家、空き家の片付け見込みです。

 

幸いあなたにとって良い事は、多くの方が片付けで動き始めるのは3回忌、7回忌以降

他界までの介護入所期間平均5年1か月、他界から相続手続き完了してあなた(母親から子供)の名前にかわるまでが約1年。

7回忌まで合計すると12年、この12年が【人が暮らしていない家】の時間、

現実にはここから片付け開始でさらに【人が暮らしていない家】が加算。

 

空き家の勉強会で、こう話します。

一度もエンジンをかけずに12年間車庫に入れたままの車、12年後にエンジンはかかるともいますか? まともに走ると思いますか?

誰も走るとは思わないでしょう!!

それなのに、空き家になると、【売れるかな?】【借り手が居るかな?】

こんな質問が当たり前のように言われます。

もっと言えば、

介護施設に入所するまでに50年近く使ってきた高齢住宅です。

50年の高齢プラス12年の未使用期間、

それが多くの空き家の現実です。

 

 

少し息抜き、

話題を変えます。

多くの老後の本、何処にも親の家の片付け費用なんて書いていません。

固定資産税・都市計画税で年間3万~5万円。

電気代月2千円、12か月で2万4千円。

水道代2か月に1度、2千円、年6回で1万2千円。

草刈り1回3万~4万、年3回、4回で9万から12万円。

火災保険料年2万円前後

全部合わせると17.6万円~22.6万円

ざっくり平均20万円が空き家の維持管理費

この維持管理費が、老後のお金の本には書いてありません。

さらには空き家の解体費 約200万~300万

解体後の空き地の維持管理費

200㎡までの土地の税金が6倍に、200㎡を超える部分の税金が3倍に、さらに解体で家がなくなった分草刈りの面積が増えて、

草刈り代が2倍に、空き地の維持管理費も合わせると約20万円

 

つまり空き家の維持管理費年間20万円、空き家の解体費用200万~300万

解体後の空き地の維持管理費用年間20万円、

平均寿命からすると、男性が先に、その後10年以上の女性の一人暮らし。

女性(お祖母ちゃん)の介護施設時間も合わせると、【人が暮らしていない家≒空き家】の解体までの時間はおおよそ20年、

20年とすると、空き家の維持管理費は合計で400万(年間20万×20ねん=400万)

空き家解体後の空き地の維持管理費合計は同じく400万

この計算はこうです。空き地になっても多分片付かない。

片付かないが何年続くか? 予想では孫が相続する時

お祖母ちゃんから両親が相続した家、ずっと【金食い虫】、年間20万かかる空き家の維持管理費、さらに解体費用200万~300万、

解体した後は空き地維持管理費年間20万、【ずっと金食い虫】

孫、“ 僕はいらない、私はいらない ”

つまり孫の相続放棄

孫が相続放棄出来るのは、両親が他界する時、それまで待つしかありません。その待ち時間がお祖母ちゃんの施設入所から約40年

約40年-解体までの20年=空き地時間20年

空き地維持管理費年間20万×空き地時間20年=400万円

合計で

空き家維持管理費400万+解体費用200万~300万+空き地維持管理費用400万

=1000万~1100万円の出費

この金額が

お金の本、老後の本には書いてありません。

 

さらにもっと言えば、年間20万も、解体費用200万~300万も、今のお金で

将来の値上がり、物価上昇、人で不足を考慮すれば、費用は2000万以上かも

この大きなお金の出費が本には書いてありません。ココが落とし穴。

 

ここまで不安のオンパレード

ではどうする、今のお金で1000万、将来のお金で2000万、

親の家、あなたが既婚者なら2棟、あなたが若ければ、さらに祖父母の家4棟

もっと正確に言うなら、子供の居ない祖父母の家、兄弟姉妹の家、どれも1千万、2千万

 

いいですか?

・みんながこのことに気づく前に【人が暮らしていない家≒空き家】の片付けに取り組み事

・もう一つ、空き家にしない、事前準備をする事

二つの事で

スカッと、サラッと、実家を片付ける

隠れ借金にしない

 

実家の片付け、空き家の片付けは、

あなたが出来る大きな節約です。

 

どうやって片付けるか? どんな準備が必要か?

小野田サンパーク東館1階……暮らしの診療所に勉強に来てください

 

大切なのは、先ず【知る】

次に【理解する・納得する】

次に【考える】

次に【行動するかしないか考える】

 

こんな手があります。

維持管理費の内、差し押さえのリスクがある税金だけは払う、後の電気も水道も火災保険も草刈りもしない、払わない。

お隣近所から苦情が来ても【知らぬふり】

この手なら、当面の20年間は税金だけで済みます。

この手を選択しますか?

 

さらなる手は、あなたが相続しない

あなたは相続放棄をする

放棄すれば、あなたは大丈夫、1千万、2千万の責任はだれかほかの相続人が背負う事にし

 

どうしますか?

決めるのはあなた

 

暮らしの診療所(小野田サンパーク東館1階)に来てください。

あの手、この手、あなたが出来る、直ぐ効く、良く効く、長く効く、手を話しましょう。