住宅ローン限度額いっぱいでも大丈夫?家計改善で叶えるマイホーム計画
「限度額」という数字に縛られていませんか?
SNSやネット記事でよく見る「借入限度額」。
年収400万円なら2,800万円くらい…といった数字が並んでいます。
ただ、それはあくまで従来型の“工夫なし”の借り方に基づいた過去のデータです。
実際には、家計の使い方を工夫すれば、限度額を超えても安全に返せるプランを立てることは可能です。
ポイントは「努力」と「仕組みづくり」
限度額オーバーを無理なくカバーするには、日々の行動が欠かせません。
- 固定費を整える3つの柱
- 光熱費の削減 … 月1万円
- 生命保険の見直し … 月2万円
- 日用品・衣服の無駄買いを削減 … 月1万円
合計4万円を固定的に減らせれば、それが毎月の安心につながります。
車ローンを軽くする工夫
地方で車2台持ちは珍しくありません。
その分、月10万円前後の車ローンに苦しむ家庭も多いのが実情です。
でも、これを「別口住宅ローン」として長期に組み直せば…
残高100万円 → 月2,396円
残高300万円 → 月7,188円
残高400万円でも → 月9,584円
つまり、月10万円が月1万円以下になり、9万円以上の改善効果に。
改善効果は合計13万円
車ローン軽減 … 月9万円改善
固定費削減 … 月4万円改善
あわせて13万円の家計改善が実現します。
限度額オーバーの試算
仮に500万円オーバーしても、金利1.25%・50年返済なら月+11,210円。
改善額13万円の中で十分に吸収できます。
先延ばしが招く“数千万円の損”
マイホームが欲しい気持ちは熱病のようなもの。
でも一度冷めると、次にその熱が戻るのは3〜5年後。
もし5年後に再挑戦するなら…
建築費は平均で31%上昇
3,500万円の家 → 4,585万円へ
金利も+1.0%上昇した場合
今:総支払 4,700万円
5年後:7,295万円
結果、数千万円の差が生まれる可能性があります。
暮らしの診療所の結論
- 限度額はあくまで目安
- 工夫次第で安全に超える道もある
- ただし「節約+車ローン軽減」の努力は必須
- 500万円オーバーでも十分にカバーできる
- 先延ばしは建築費・金利上昇で大損リスク大
いまは物件価格と金利がそろって低い“ダブルの最安期”かもしれません。
暮らしの診療所では、借入額と家計改善、そして将来設計を一体で考えるお手伝いをしています。
「限度額を超えても安心なマイホーム計画を立てたい」
そう思ったら、今が動き時です。
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