【相続】たぶん昔は【家督を継ぐ】
継ぐ文化 【家を継ぐ】【田畑を継ぐ】【墓を継ぐ】【親を継ぐ】【親戚を継ぐ】【近所を継ぐ】【地域を継ぐ】七つの継ぐ、七つ全部合わせて【家督を継ぐ】が日本の伝統でした。 その時期は親が健在な時でした。
現在の継ぐは【物の継ぐ】が中心、家の文化・教えを継ぐ、人とのつながりを継ぐ、つまり【心・人の継ぐ】が希薄化しているように感じます。良くも悪くも何もかもまとめて全部継いでいた【家督を継ぐ】の時代は、『親の介護とか』『空き家とか』『孤独死とか』『特殊詐欺とか』『いじめとか』『育児放棄とか』が問題になることは少なかったように思います。今起きている社会の問題は、核家族が進み【親の遠くに暮らすの弊害】が顕著化しているのかも?
昭和の中旬までは、定年が55歳その後嘱託で60歳まで働いて、その後の10年、他界する70歳までの時間は【孫時間】でした。家には長男家族が同居する暮らしがありました。ですから介護も空き家も問題になることがなかった?
さて、ここが大切、あなたは、 七つ【継ぐ】の内、幾つ継ぎますか?
【継ぐ】 親をあなたが継ぐ あなたを誰が継ぐ?
あなたは親の近くに暮らしているから七つ全てを継ぐことも出来るかも?ならば、あなたの子どもはあなたの 【近くに暮らす?】 【遠くに暮らす?】つまり、【継ぐ】のカギは、子供が親の近くに暮らすか否かに大きく影響されます。
そうであれば、大切なのは【親の近くに暮す・親の遠くに暮らす】を話し合う事? そして話し合う時期は中学生でも遅いかも? 戦後から80年個人を重んじるアメリカの文化と、家を重んじる日本の文化の融合、良いとこどりが令和に時代の宿題?
【相続】渡す側と受け取る側 65歳になって受け取る側の心は少しわかるかも、それは『母さん生んでくれてありがとう』『父さん見守ってくれてありがとう』 相続は親が他界した一時期でなく、時間をかけて受け取る長い時間、長い長い時間をかけて積み重ねた思い出の宝箱。
心 の 相 続
もっと優しくなれるといいね! 父が母がいたからあなたがいる、この事を大切にしたいね!【継ぐ相続】